【剣盾ダブル】とぎすますツボビアル反省会
初めまして、クラミドモナスと申します。
好きなポケモンはスターミー、尖った構築を好みます。これからも不定期に構築記事を挙げることになるかと思われます。
自己紹介はそこそこにして、記念すべき第一回目の記事は…
みんな大好き反省会です!!!!!!!
こんな構築(一応レンタルできるようにしたけどおすすめしない)
構築の経緯
今までツボ構築って作ったことなかったなあ…。でもツボ構築ってバレバレだし、指で吸われるだけで防がれるのが嫌かな
→指より速く急所を突けばいいのでは?
・とぎすます+フェイントでツボを起動させることが決定。
とぎすますフェインターにはルカリオ、フライゴン系統、ハッサムストライクが該当。
→精神力で猫だまし無効のルカリオを採用。
・ツボアタッカーはケンタロスかワルビアルのどちらかだが、範囲技の地震が魅力に感じたのでワルビアルを採用。
・フェイントでツボを突く際、サイコフィールドが障害になるため、フィールドを変えつつ置き土産ですぐに自主退場できるガラルマタドガスを採用。
※コメントより指摘がありました。味方への先制技はサイコフィールド下でも無効化されないとのことでした。ヘイト稼ぎつつ猫だまし無効のポットデスあたりが置き土産役としてはより適任かもしれませんね。
個別解説
特性:いかりのツボ
陽気AS余りH
地震、つけあがる、岩雪崩、威張る
構築のエース。研ぎ澄まされたフェイントを受けて激昂するワニ。
意外と初手で出すことは少なかった。スカーフの制約が強く、とぎすますの準備が整った段階で降臨させるのがやはり理想的。
基本的に即座にダイマックスする。スカーフはダイマが切れた後に上を取る役割が大きいが、たまにダイマを切らずに地震を撃ちたい局面がある。A6段上昇のダイマックス技はほとんどのポケモンをワンパンするが、弱点をつかれるとこちらもあっさりワンパンされた。
威張るはダイウォール用。フェイントはダイウォールを貫通するが、ダイウォール状態を解除しないという仕様は知っておこう。ルカリオのフェイントを受けてツボを起動させつつ、ダイウォールしてルカリオが倒れるのを待つ場面が何度かあった。
特性:せいしんりょく
陽気AS
とぎすます、フェイント、まもる、インファイト
初手に出てきて何やら怪しげな技を使うルカリオ。ツボ起動要員。
当初はインファイトではなくファストガードを採用していたが使う機会がなかったのでインファイトに。とぎすますしてフェイント撃つまではいいのだが、その仕事が終わった後に置物と化すのが問題だった。ルカリオを倒すためにワルビアルが地震を選択する場面も少なくなかった。剣盾のルカリオはこの指とまれないんだよな~~~~~~
マタドガス(ガラルのすがた)@メンタルハーブ
特性:ミストメイカー
穏やかHD
置き土産、ミストバースト、まもる、黒い霧
ほとんどの場合初手で置き土産する可哀想なポケモン。とぎすます状態のルカリオ+ワルビアルを並べたい関係上自主退場技が欲しく、かつサイコメイカー対策にもなるので丁度良かった。猫だまし持ちが相手にいる場合はルカリオと一緒に守る(ルカリオの精神力の意味とは…?)。
※コメントより、サイコフィールド下でも味方へのフェイントは成功するとのこと。置き土産役としてはヘイトを稼ぎつつ猫を無効にできるポットデスの方が良さそう。
置き土産は非常に強力で、ワルビアルより素早くてワルビアルに強力な打点を持つポケモンを強烈に弱体化できる。ついでに催眠や火傷なんかも予防できて地味にミストメイカーが効いている場面が結構あった。猫だましされると退場できなくなるのが難点。
トゲキッス@ピントレンズ
特性:きょううん
臆病HS
地震無効で指を使えるサポートのトゲキッス。相手のこの指より速く神速を味方のワルビアルに撃つことを想定した最速振りだが、この指を目前にして神速をワルビアルに撃つ機会は一度もなかったので耐久に全振りした方がいい。
基本的にはルカリオが倒れた後に出てきてワルビアルへの攻撃を吸う役割を担う。襷で残ったポケモン(あるいは襷を持ってそうなポケモン)への神速も便利。他の技はほとんど使わなかったので
キョダイゴクエンがルカリオにヒットした場合など、ルカリオが研ぎ澄ましたフェイントを決める前に倒れてしまった場合はコイツの神速が頼みの綱。神速をワルビアルに当てにいくが、急所率は50%なのでお祈りタイムになる。
残り2枠はトリル対策枠の一般(?)ポケモン。純トリルパ相手に選出。
オーロット@オボンの実
特性:しゅうかく
意地AD
封印でトリルを封じるオーロット。眠り粉無効、猫だまし無効、オボン込みで悪くない耐久、トリパ相手に打点が持ちやすいなど、私が愛用しているトリル対策枠。シャンデラと比べると封印が読まれにくいのが強み。
ヒートロトム@いのちのたま
特性:ふゆう
控えめCSベース、たぶん最速バタフリー抜きまでSを振ってある
オーバーヒート、10万ボルト、シャドーボール、
オーロットの横で適当にダイマックスするアタッカー。晴らして収穫の発動率を100%にしたり、ダイホロウでオーロットのサポートをしつつトリルパ相手にいる霊弱点ポケモンを倒したりする。ドサイが減りコータスが増えた現在、ヒトムはトリルパにいがちなポケモンから致命打を受けにくい。
またたまーに初手からワルビアルとルカリオを出した場合の4匹目として選出する。サイチェンは基本的にダイウォール用だがこのような場合にワルビアルを護るために使う。
選出
初手からワルビアルとルカリオを並べた場合は裏がキッスとヒトムになる。
対トリルではオーロットとヒトムを選出、裏はマタドガス以外の3匹から適当に。
スイッチトリルパ相手は初手からトリルが来ないことを祈って基本選出するが吉。下手にトリル警戒して基本選出できないと負ける。
戦績&反省点
8月中旬に使用。順位は15000位から開始し(なぜそんな低順位スタートなのかについては言及しない)最高5000位、10000位程度に落ち着く。勝率は5割はギリ超えたかなー程度だが、順位帯を考えると非常に良くない。
なぜこんな結果になったのか考えると要因は色々ある…。
・その1:コンボそのものが成功しないケース
まずリザードンがいたら厳しい。ゴクエンがルカリオに飛んできた時点でツボを突ける確率が50%以下になる。
マタドガスが猫だまし有効なことも微妙で、両まもるしているうちにダイマックス技でルカリオのタスキが潰されるなどの事故も起こる。
とはいえ、2ターン以上かかる大掛かりなギミックにしては成功率は悪くなかった。フェイントでツボを突くというのは非常に成功率が高く、指を気にせずツボをつけるのは魅力的だった。その点コンセプトは達成している。
・その2:S操作手段の無さ
ワルビアルのSは92。微妙なラインで、S操作が欲しくなる。地震の火力は素晴らしいが、スカーフ地震では相手のダイマポケモンを倒せない場面が少なくない為、ダイマしてスカーフのSを捨てざるを得なくなる。
スカーフとは別にS操作手段が欲しい。いくらツボを突いてもワルビアルが上からワンパンされては意味がないのだ。
キッスが登場できれば、Sで負けていてもワルビアルを強引に動かせたが、とにかくキッスの登場以前にフェイントを使った後のルカリオが邪魔。
ルカリオが盤面に残るのがだめ。
ルカリオ!はやく退場して!!!!!マタドガスを見習って!!!!
まとめ:ツボを突くだけでは勝てない。ツボを突かれたポケモンを大事にしつつ動かす必要があるので、ツボを突いたあとに指でまもったり追い風したりする環境づくりが重要。その点、ルカリオがツボを突いた後棒立ちしている状況は非常によくなかった。
あ、これからも構築記事を書く予定なのでよろしくお願いします~